ZALANDO SE社、ATEM CONSTELLATION 8Kを採用して 同社のオーディオビジュアル性能をアップグレード

東京、日本 - 2024年1月31日 (水) - ファッションやライフスタイル分野のコンテンツ制作といえば、多くの場合、Instagram、YouTube、TikTokなど、主要なソーシャルメディアなどを思い浮かべるであろう。しかし、小売業者が独自の放送センターを有している場合はどうなのか？ Zalando SE社の放送部門は、2023年にベルリンの中心に新設された施設に移転した。

Zalando SEのシニア放送スペシャリストであるエベン・オリビエ（Eben Olivier）氏は語る。「弊社の放送・映像制作チームは、ブランドパートナーとの有意義なパートナーシップの構築と、ヨーロッパ全土で5,000万人を超える広範な顧客ベースへのサービスに重点を置いています。また、社内でのオーディオビジュアルのデリバリーに関するあらゆる面をサポートしています。」

実店舗を越えて

ヨーロッパ有数のオンライン通販サイトであるZalandoは、7千以上のブランドを擁し、ヨーロッパ大陸の25カ国の顧客に商品を供給している。Zalandoは、ライブ配信および収録からポッドキャストまで、高品質のオーディオビジュアル・コンテンツをオーディエンスに提供。最近、Zalando SE社は会社の拡張プランに沿って、従来のビデオ制作およびオーディオビジュアル・ワークフローをアップグレードする移行を行った。

同社の本部は、ベルリン中の4つのキャンパスに広がっており、そのうち一つは歴史的なベルリンの壁の近くに位置している。最近、新しくできたZalando放送センター（BHQ-O）に放送部門が移設された。

この施設は、目的に沿って設計された3つのスタジオスペースとセルフサービスのエリアに別れている。新サイトの立ち上げに合わせて、同社はBlackmagic Design製品を中心とするワークフローへの移行を選択した。このワークフローは、収録、コントロール、配信ソリューションを網羅し、すべてが堅牢で信頼性の高いデジタルインフラに支えられている。

「過去数年に渡り、スタジオとオーディトリアムの技術インフラは、会社と共に成長してきており、これまでは様々なメーカーの機材を使用していました。」オリビエ氏は続ける。「これは理想的な環境ではありませんでした。そしていくつかの機材はそろそろ寿命を迎えるころだったので、技術とシステムを効率化する計画を立て始めると同時に、柔軟性と信頼性の高いソリューションを探し始めました。」

スタイルとテクノロジーの融合

Zalando放送センターでは、社内外のステークホルダーにサービスを提供し、幅広い範囲のコンテンツを制作している。マルチカムのライブ配信から、デザイナー向けのポッドキャスト、あるいはスポーツイベントやプレスカンファレンスまで、同社のチームはイベントスペースとオーディトリアムを全て管理している。「国際的なブランドやデザイナーがオーディトリアムを予約する日もあれば、次の日には経営委員会が予約していたりします。このようなすべての異なる状況において、出力は同じで一貫した高品質でなければなりません」とオリビエ氏。

この新しいオーディオビジュアル設備用に、Zalandoは、Cat5（IP）、光ファイバー/SDIテクノロジーを中心としたエンド・トゥ・エンドのビデオネットワークを採用した。すべての映像制作の中核となるのは、ATEM Constellation 8Kライブプロダクションスイッチャーである。ビデオの再生および収録には、HyperDeck放送デッキのラックが使用されたという。

「ATEM Constellationを制作ワークフローの中心に据えたことで、他の放送プロダクションスイッチャーのような学習曲線を経ずに操作できる、揺るぎないベースができました。プラグアンドプレイ設計により、驚くほど多目的に使用できます」とオリビエ氏。

施設のオーディオビジュアル要件をすべて満たす放送ギャラリーは、カメラ、スイッチャー、ルーター、接続デバイスなど、Blackmagic Designのソリューションを中心に構築されており、スペースや要件によって最大20台のカメラが使用される。

ショールームでのライブプレゼンテーションは、一般的な制作シナリオであり、必要に応じて最大5台のBlackmagic Studio Camera 6K Proで収録される。そしてHyperDeck放送デッキを使用して、予め収録された高品質のビデオパッケージと常に一緒に再生される。コンテンツはドイツ語と英語で作成され、Zalandoの独自のビデオ・オン・デマンド・プラットフォームで視聴可能だ。

「弊社の2つのオーディトリアムは、どちらも3mm幅の10x6m LEDウォールと複数の40インチのスクリーンを備えています。そこで使用されているアセットの90％は、あらゆるコントロールルームから、ローカルネットワークでリモートアクセスできるので、柔軟性が高いんです。」オリビエ氏は説明する。

同様に、各オーディトリアムは専用のコントロールルーム・ワークフローに対応しており、Blackmagic Studio Camera 6K Pro、Canon PTZカメラ、そしてATEM 4 M/E Advanced Panel 40を接続したATEM Constellation 8Kが使用されている。

また、Zalando SE社は最近、Unreal Engineを使用したバーチャルプロダクション技術の利用も模索し始めているという。「冬のコレクションを発表する際に、雪山のシーンが直ぐに必要な場合、バーチャルセットは素早く便利に使用できます」とオリビエ氏。

Zalandoは12Kまでの解像度に対応しているが、多くのビデオコンテンツはユーザーの視聴環境に合わせて1080p50で制作されている。「4K、さらには12Kにも対応していますが、ユーザーは1080pでコンテンツを視聴していると思います。社内で高解像度フォーマットを使用することと、実世界のユーザーたちの環境を理解することのバランスを取るようにしています。」

未来は直ぐそこに

新設の技術バックボーンおよびコンテンツ制作ソリューションにより、Zalandoは、高解像度のコンテンツやバーチャルプロダクション技術、そして完全なIPベースのインフラへの移行など、さらなる発展に関して体制が整っているといえる。「IP 2110の統合により、将来的にはさらに場所に依存しないサービスを提供できるようになります」とオリビエ氏。

もうひとつの大きなプロジェクトは、ブランドパートナーや一般の人々に360度のビューを提供する巨大なスタジオと、中央のコントロール・ギャラリー、バーチャル・プロダクション用の15×4mのLEDを備えた新しいエクスペリエンス・センターのオープンである。「Blackmagic製品を中心としたワークフローにより、膨大なコストをかけずに、放送スペースの拡大に対応可能です。これにより、パートナーや顧客、社内のステークホルダーからの要望を満たすことに集中でき、最高の視聴体験を作成できます。」オリビエ氏は最後こう結んだ。

フォト

Blackmagic Studio Camera 6K Pro、ATEM Constellation 8K、ATEM 4 M/E Advanced Panel 40およびその他のBlackmagic Design製品の写真はこちら www.blackmagicdesign.com/jp/media/images/

会社概要

Blackmagic Designは、映画、ポストプロダクション、放送業界に向けて世界最先端のビデオ編集製品、デジタルフィルムカメラ、カラーコレクター、ビデオコンバーター、ビデオモニタリング、ルーター、ライブプロダクションスイッチャー、ディスクレコーダー、波形モニター、リアルタイム・フィルムスキャナーを開発している。Blackmagic DesignのDeckLinkキャプチャーカードは、その品質と価格で放送業界に革命をもたらした。また、エミー™ 賞を受賞したDaVinciカラーコレクションシステムは、1984年以降、テレビ、映画業界の中心となっている。Blackmagic Designは、現在も6G-SDI、12G-SDI製品、ステレオスコピック3D、Ultra HDワークフローなどの独創的な革新を続けている。世界をリードするポストプロダクションエディターやエンジニアにより設立されたBlackmagic Designは、現在アメリカ合衆国、イギリス、日本、シンガポール、そしてオーストラリアにオフィスを構えている。詳細はwww.blackmagicdesign.com/jp

