「ショパン・フェスティバル」 のIPベースプロダクションで BLACKMAGIC DESIGN製品が活躍

  歴史的な音楽イベントでST 2110 IPワークフローを導入し、4K放送を実現。

東京、日本 - 2025年8月6日 (水) - Blackmagic Designはこの日、作曲家フレデリック・ショパンの偉業を讃える毎年恒例のポーランドの音楽イベント、「ショパン・フェスティバル」において、Blackmagic Designの撮影、コントロール、配信ソリューションを組み込んだST 2110 IPワークフローが採用されたことを発表した。

6日間にわたるこのイベントは、アントニンにあるラジヴィウ公の歴史的な狩猟の館で開催された。この建物は1822年に完全に木造で建てられた国家遺産である。ポーランドラジオとカリシュ文化芸術センターが主催するこのフェスティバルでは、ポーランド全土から一流ピアニストや新進気鋭の才能が集結した。

歴史的な会場やそこに集まる観客の邪魔にならずに、高品質のテレビ放送を配信する必要性に直面した主催者は、制作の専門会社である relacje.videoに協力を依頼した。

「空間の歴史的、音響的繊細さを尊重しつつ、堅牢なライブプロダクションワークフローを考案する必要がありました。relacje.videoの創始者であり、制作マネージャーであるマルチン・アンジェイェフスキ（Marcin Andrzejewski）氏は語る。「主な課題は、ノイズ、アクセス、そして画質でした。演奏中は音を出さず、すべての機材を見えないようにして、なおかつテレビやソーシャルプラットフォーム向けに放送品質の4Kを配信する必要がありました。」

これらの要件を満たすために、アンジェイェフスキ氏はST 2110 IPに基づくワークフローを設計した。撮影には4台のBlackmagic Studio Camera 6K Proが使用され、それぞれのユニットは1本の10GイーサネットケーブルでBlackmagic 2110 IP Converter 4x12G PWRに接続された。「このセットアップでは、電源、ビデオ、リモートコントロールを1本のケーブルで送信できるので、カメラリグが目立たないようにすっきりとまとめることができました。これは、視覚と音響に慎重さが求められる空間に最適です」とアンジェイェフスキ氏。

コントロール・ギャラリーでは、ライブ切り替え用にATEM Television Studio HD8 ISOライブプロダクションスイッチャーが使用され、各カメラのH.264プロキシファイルとDaVinci Resolveプロジェクトファイルも同時に収録された。IPワークフローにより、リモートカメラのコントロールも可能になり、フォーカス、フレーミング、露出をリアルタイムで調整できる。

「すべてをリモートで管理できるので、私自身は実質的にバックグラウンドに姿を消すことができます。」アンジェイェフスキ氏は続ける。「これにより、完全なクリエイティブコントロールを維持しながら、ライブの雰囲気を維持することができました。」

また、すべてのライブカットを含むDaVinci Resolveプロジェクトファイルにアクセスできることで、ポストプロダクションの作業がさらに効率化された。

「それぞれのコンサートが終了すると即座に編集を開始できます。」同氏は続ける。「多くの場合、深夜の公演の後でも、翌朝までにアーティストにレビューカットを納品できました。」

IPベースのセットアップは静かで効率的かつ非常に効果的であり、歴史的な会場への影響を最小限に抑えながら、4K映像、リアルタイムコントロール、そして迅速なターンアラウンドを実現できたという。「このワークフローは、機材が目に付かないようにしたい時に実現できることを示してくれました。このような空間での性能を実感できたので、今後のプロダクションにおいてST 2110 IPの使用を拡大することを検討しています。」アンジェイェフスキ氏は最後こう結んだ。

フォト

Blackmagic 2110 IP Converter 4x12G PWR、Blackmagic Studio Camera 6K Pro、ATEM Television Studio HD8 ISO、DaVinci Resolve Studioおよび他のBlackmagic Design製品の写真はこちら www.blackmagicdesign.com/jp/media/images

会社概要

Blackmagic Designは、映画、ポストプロダクション、放送業界に向けて世界最先端のビデオ編集製品、デジタルフィルムカメラ、カラーコレクター、ビデオコンバーター、ビデオモニタリング、ルーター、ライブプロダクションスイッチャー、ディスクレコーダー、波形モニター、リアルタイム・フィルムスキャナーを開発している。Blackmagic DesignのDeckLinkキャプチャーカードは、その品質と価格で放送業界に革命をもたらした。また、エミー™ 賞を受賞したDaVinciカラーコレクションシステムは、1984年以降、テレビ、映画業界の中心となっている。Blackmagic Designは、現在も6G-SDI、12G-SDI製品、ステレオスコピック3D、Ultra HDワークフローなどの独創的な革新を続けている。世界をリードするポストプロダクションエディターやエンジニアにより設立されたBlackmagic Designは、現在アメリカ合衆国、イギリス、日本、シンガポール、そしてオーストラリアにオフィスを構えている。詳細はwww.blackmagicdesign.com/jp

