HBOのコメディ「ROOSTER」、 URSA CINE 17K 65で撮影

  ラージフォーマットで視聴者が登場人物を身近に感じる映像を撮影。

東京、日本 - 2026年6月10日 (水) - Blackmagic Designはこの日、HBOのコメディシリーズ「Rooster」がBlackmagic URSA Cine 17K 65デジタルフィルムカメラで撮影されたことを発表した。撮影監督のブレイク・マクルア（Blake McClure）氏は、ラージフォーマットを用いて、登場人物主導で物語が展開する同作のトーンを強調する、暖かく親しみやすいルックを作り出した。

ビル・ローレンス（Bill Lawrence）氏とマット・ターセス（Matt Tarses）氏の発案による同作は、スティーヴ・カレルが主演を務める視覚的に美しいドラマで、著名な作家であるグレッグ・ルッソ（スティーヴ・カレル）が、娘のケイティが教授を務める名門大学を訪れたことをきっかけに、思いがけずキャンパスライフに深く関わっていく様子と、ケイティ自身が抱える個人的な危機を描いている。

マクルア氏は、ラインプロデューサーのデビッド・ハイマン（David Hyman）氏とユニット・プロダクションマネージャーのダン・ポートノイ（Dan Portnoy）氏を通じて制作に参加することになり、パイロット版でディレクターのジョナサン・クライゼル（Jonathan Krisel）氏、ローレンス氏、ターセス氏とコラボレーションすることを切望していた。視覚的な面では、快適さと優雅さを表現し、登場人物の人間性を強調するイメージを作り出すことがマクルア氏とっての目標だったという。

URSA Cine 17K 65を採用することになった理由は、カメラが演技や空間とどのように関係するべきかという議論から生まれた。「65mmフィルム写真には、何かとても実体的な感覚があるんです。それは無意識的なものですが、視聴者は被写体に接近した感覚を覚えます。その理由は、多くの場合、実際にそうだからです。カメラの位置を被写体にずっと近づけることができ、通常よりも長い焦点距離を使用しても、歪みの少ない同じ視野を得られます。非常に微細なことですが、視聴者は違いを感じられると思います。」

元々はスーパー16を使用する予定だったが、同氏は正反対の方向での撮影手法を希望した。「別の方法、つまり、可能な限り大きなセンサーを使って、中判写真のような映像を撮影することを提案しました」と同氏は説明する。被写界深度が浅く、視野が広いことは、実用面でも役立ったという。「広い視野角により、美術のキャボット・マクマレン（Cabot McMullen）が作り上げた美しいセットを含めることができました。また、それぞれの窓の外にあるバックドロップのピントをぼかすのにも役立ちました。セットに近かったため、問題が生じる可能性があったからです」と同氏は続ける。

「本作のルックはウールのセーターのような感覚だと思います」と同氏は説明する。「本作は秋のマサチューセッツ州のとある小さな町を舞台としていますが、撮影は夏のロサンゼルスで行われたため、暖かく親しみやすい雰囲気を出す必要がありました。リッチで豊かなカラーパレットにしたいと考えていました。」

同氏は、その季節感を演出するためには、美術、植木装飾、ADなど、様々な部門間と緊密な連携を取り、最適な外部光を最大限に活用する必要があったと語る。

レンズは、カメラレンタル会社のCamtecと協力し、同カメラのセンサーをカバーするレンズをテストし、最終的にCamtecがリハウスしたCanonのK35とFDレンズのカスタムブレンドであるFalconレンズを使用することに決めた。同氏は、これらのレンズとカスタムのColor-Con2フィルターを組み合わせて使用した。このフィルターは、繊細な色調整のためにアップデートされ、クラシックな中判カメラのスチル写真のような雰囲気を生み出すのに役立ったという。

「Color-Conフィルターをかなり強くかけました。これにより、非常に色褪せた低コントラストのRAWファイルが得られました」と同氏は続ける。「カラリストのジョッシュ・ボホースキー（Josh Bohoskey）と共に、そのイメージを調整するためのLUTをDaVinci Resolve Studioで作成し、シャドウをブラック、ハイライトを100に維持しました。つまり、非常にリッチな映像でありながら、ラティチュードはとても狭いということになります。まるでエクタクロームフィルムを使っているような感覚でした。」

URSA Cine 17K 65は、ISOの値を問わず、極めて優れた性能を発揮したと同氏は語る。撮影においては、多くの場合、ISO 2000前後を使用し、夜間の屋外の撮影には3200を使うこともあったという。

セットでは、同氏は3台のURSA Cine 17K 65カメラの筐体に、重要な設定を調整できるワイヤレスコントロールを取り付けて使用した。「iPadと複数のbitboxを各カメラに接続して、ISO、色温度、グリーンの調整などをワイヤレスで制御できるようにしました」と同氏。「特に2つの側面モニターを気に入っています。というのも、Aカメラは常にRoninに取り付けられているからです。それぞれのカメラまで行き、オペレーターやアシスタントの邪魔をすることなく映像を確認できます。」

同氏にとって、プロジェクトを問わず重要なことは、物語に適したツールを選択することで、本作においてURSA Cine 17K 65は完璧にその役割を果たしたという。「このカメラが発売されると聞いた際、多額の費用をかけずに、このようなラージフォーマットで撮影できるようになるので、とても喜びました。カメラとカラーサイエンスは共に完璧に機能していますね。また、本作のために一緒に作り上げた映像に誰もが満足しています。」

「Rooster」は、現在HBOMaxで配信中。

フォト

URSA Cine 17K 65、DaVinci Resolve Studioおよび他のBlackmagic Design製品の写真はこちら www.blackmagicdesign.com/jp/media/images

会社概要

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