ATEM Television Studioシリーズは、放送、オーディオビジュアルの両業界向けに設計された初のライブプロダクションスイッチャーです。各4系統のSDIおよびHDMI入力を搭載したHDモデルは2機種あり、新しいUltra HDモデルは8系統の12G-SDI入力を搭載しています。ハイエンドの放送用機能に対応したATEM Television Studioシリーズは、すべての入力系統に再同期機能を搭載しているので、プロ仕様および民生用カメラで常にクリーンなスイッチングが可能です。さらにマルチビュー出力に対応しており、すべてのソースおよびプレビュー、プログラムを単一のスクリーンで確認できます。また、Aux出力、内蔵トークバック、2つのスチルストア、オーディオミキサー、カメラコントロールユニットなどにも対応しています!ATEM Television Studio Proシリーズは、同じ機能に加え、プロ仕様の放送用ハードウェアコントロールパネルが一体化しており、追加のCCUにも対応しています。両モデルとも、ライブプロダクション、テレビシリーズ、ウェブ番組、オーディオビジュアル、そしてテレビゲーム大会のライブ放送などに最適です。カメラ、ゲーム機、コンピューターなどを接続するだけで、簡単にライブスイッチングを開始できます!
今すぐ購入新しいATEM Television Studio Pro 4Kは、HDモデルのすべての機能に加え、Ultra HDに対応し、SDI入力の数が増えました。8系統の独立した12G-SDI入力を搭載したATEM Television Studio Pro 4Kは、2160p60までの人気のあらゆるHD/Ultra HDフォーマットを扱えます。各入力は、再同期機能と低遅延のフォーマットコンバーターを搭載しているため、スイッチャーのフォーマットに入力を自動的に一致させます。つまり、8系統の入力でそれぞれ異なるビデオフォーマットが使用できます。アップグレードされたFairlightオーディオミキサーには、ダイナミクス、6バンドのパラメトリックEQ、チャンネルをデュアルモノに分割する機能、ステレオシミュレーター、アナログ入力のオーディオ遅延などの機能が含まれます。ATEM Television Studio Pro 4Kは、ATEM Advanced Chroma Keyer、Ultra HDマルチビュー、メディアプールのモーションクリップにも対応しています。
12G-SDIで2160p60のUltra HDに対応
ATEM Television Studio Pro 4Kは、フォーマット変換機能を搭載した8系統の12G-SDI入力をサポートしているため、HDとUltra HD両方を接続できます。各入力には対応する12G-SDI出力があるため、コントロールデータがエンベッドされたカメラリターンフィードとして使用できます。また、各12G-SDI出力はミックスマイナスにも対応しています。
入力フォーマット変換
各12G-SDI入力は、Teranex品質の低遅延のコンバーターを搭載しているため、入力にはHDとUltra HDのテレビフォーマットをあらゆる組み合わせで接続できます。スイッチャーは、入力をスイッチャーのフォーマットに変換し、再同期するため、接続するだけで機能します!
ATEM Advanced Chroma Keyer
新しいATEM Advanced Chroma Keyerは次世代のキーヤーで、極めてクリーンなグリーンバックのキーイングがリアルタイムで実現でき、マルチレイヤーの合成がシームレスに行えます。オンスクリーン・イメージサンプル、エッジ、フレア、フォアグラウンド・カラーコレクション、個別のスピルコントロールなどの多数のキーコントロールを搭載しています。
Fairlightオーディオミキサー
ATEM Television Studio Pro 4Kは、極めてパワフルな新しいFairlightオーディオミキサーを搭載しています。これには、6バンドのパラメトリックEQ、リミッター、エクスパンダー/ノイズゲート、パン、オーディオチャンネルをデュアルモノに分割する機能、アナログ/マイク入力のステレオシミュレーター、アナログ入力のオーディオ遅延などの機能が含まれます。
ATEM Television Studioシリーズを使用すれば、ライブイベントの現場から、優れたプログラムを最もすばやく安価に作成できます。放送、プロスポーツ、コンサート、セミナーだけでなく、YouTube Live、Facebook Live、Twitch.tvを配信のプラットフォームに使用する新世代のウェブ放送にも最適です。複数のカメラ、ゲーム機、コンピューターをリアルタイムで切り替えられ、放送品質のトランジション、グラフィック、エフェクトを使用できます!両モデルともクリーンなプロ仕様のスイッチングを実現するため、ソースを変更する際にグリッチが発生することはありません。つまり、AVシステムのフロントエンドのコントローラーとして使用でき、ボタンを押すだけで複数のソースを切り替え可能です!
ライブプロダクションのスイッチングに最適なモデルを選択できます。ATEM Television Studio HDは小型ながらハイエンド機能を満載した、究極のポータブル・スイッチャーです。ATEM Television Studio Pro HDは、同じ機能をすべて搭載し、さらにプロ仕様のコントロールパネルと完全に一体化。大規模で複雑なライブプロダクションですばやい作業が可能です。ATEM Television Studio Pro 4Kは、Ultra HDおよび12G-SDIテクノロジーに対応し、2160p60までのHD/Ultra HDフォーマットをサポートします。ATEM Television Studioシリーズの全モデルは、放送品質のスイッチング、多彩なクリエイティブツールに対応し、可搬性に優れているので、世界各地からライブプログラムを作成できます!
ATEM Television Studio HD
ATEM Television Studio Pro HD
ATEM Television Studio Pro 4K
ATEM Television Studio HDは、極めて小さなラックサイズに機能が満載された真のプロ仕様のスイッチャーで、コンパクトで可搬性に優れるのであらゆる場所で使用できます!AC電源に対応した一体型のデザインには、スイッチング用の入力ソースボタン、内蔵LCDスクリーン、スピンノブの付いた完全なフロントパネルコントロールが搭載されています。小型なのでデスクトップでも使用できますが、オプションのTeranex Mini Rack Shelfを使用して機材ラックにマウントも可能です。つまり、Teranex MiniコンバーターやHyperDeck Studio Miniレコーダー、Blackmagic MultiView 4、Blackmagic Web Presenterなどの他のBlackmagic Design製品と並べて使用しても、1Uラックサイズにすべて収まります。
ATEM Television Studio HDのフロントパネルコントロールには、スイッチング用の8個の発光ボタンおよびオーディオコントロールが搭載されており、ダウンストリームキーヤー、フェード・トゥ・ブラック、メディアプレーヤー、カットバス・スタイルあるいはオートスイッチング・トランジション用のボタンが付いています。つまり、フロントパネルから直接プログラムを作成できるのです!またATEM Television Studio HDは、単にソース間の切り替えだけを必要とするプロ仕様のオーディオビジュアルにも最適です。内蔵のLCDスクリーンでは、メニュー経由でスイッチャーの全機能を調整可能。さらに、ビデオとオーディオのモニタリング、Auxコントロール、調整中のオーディオチャンネルの表示にも使用できます。
両モデルとも、究極のクリエイティビティとコントロールを実現するエレガントなソフトウェアコントロールパネルを無償で同梱しています。コントロールパネルやパラメーターパレットを使用して、カメラのライブスイッチング、トランジションの変更、キー設定の調整ができます。また、表示/キーイング用のグラフィックのロード、ハードウェアオーディオミキサーのコントロール、デッキからのクリップ再生の自動化、マクロの作成/実行も可能です。パワフルなカメラコントロール機能で、アイリスおよびフォーカス、カメラ設定、カラーコレクションをすべてSDI経由でリモート調整できます。1台のラップトップで単独での作業にも使用できますが、より複雑なイベントで複数のラップトップと複数のスタッフでスイッチング、カメラコントロール、オーディオミキシング、グラフィックおよびメディアの管理を同時に行うこともできます!ライブプロダクションに新規参入するのであれば、ATEM Television Studio HDからスタートし、スタジオの成長に応じてATEM Television Studio Proシリーズにアップグレードすれば、より複雑なジョブにも対応できます!
ATEM Television Studio Pro 4K
ATEM Television Studio Pro 4K
全モデルとも8系統の独立したビデオ入力を搭載しています。HDモデルは各4系統のHDMIおよびSDI入力、4Kモデルは8系統の12G-SDI入力を搭載しています。つまり、最大8台のカメラ、ゲーム機、またはコンピューターなどのソースを接続できます!低価格の民生用HDMIカメラと、HD/Ultra HDのプロ仕様SDI放送用カメラのいずれとも使用できます。また、リファレンス入力、アナログオーディオ入力、RS-422 PTZコントロール、ハードウェア/ソフトウェアコントロールパネル接続用のイーサネットにも対応しています!すべてのビデオ入力は自動フレーム再同期機能に対応しているので、高価なゲンロック付きのカメラは必要ありません。4Kモデルは、各入力にフォーマットコンバーターを搭載しているため、HD/Ultra HDソースを入力に接続するだけで機能します!
ATEM Television Studioは、プロ仕様のSDIプログラム出力およびAux出力、そしてマルチビューモニタリング用のSDI/HDMI出力を搭載しています。SDIプログラム出力をHyperDeck Studio Miniなどのプロ仕様のデッキやレコーダーに接続すれば、最高画質でプログラムを収録できます。マルチビューSDI/HDMI出力を使用すれば、入力、プログラム、プレビューを大画面テレビなどのあらゆるディスプレイに出力して簡単にモニタリングできます。さらに、4Kモデルはマルチビュー出力をUltra HDにも切り替えられます。プログラムフィードや、グラフィック/オーバーレイの付いていないクリーンフィードをAux出力から他のディスプレイ、デッキ、あるいはステージ上の大型スクリーンなどに送信することもできます!
複数のカメラでライブプログラムを作成している場合、すべてのビデオソースを一度に確認できる機能は非常に重要です。マルチビュー出力は、最大8系統のビデオを1台のHDMIテレビ、あるいはSDIモニターで確認できます!カメラ入力、タリーインジケーター、グラフィック、プレビュー、プログラム出力をすべて同一のスクリーンに同時に表示できます。ラベルのカスタマイズ、オーディオメーターの確認、セーフエリア・マーカーの設定も可能です!一般的なテレビを接続するだけで、場所を問わずに理想的なマルチカメラモニタリングを実現できます!
入力ソースを切り替える際、ミックス、ワイプ、ディップなどの放送品質のトランジションをすばやく選択して使用できます。トランジションの長さを調整でき、ボーダー、ボーダーカラー、幅、ポジション、方向などの幅広いオプションが用意されています。完全にカスタマイズ可能な18種類のトランジションで、プログラムにハイエンドな放送ルックを追加できます!また、HyperDeck Studio Miniと使用すれば、4:4:4:4グラフィックのフィル&キーをスイッチャーに送信でき、DVEをトランジションに使用したり、グラフィックワイプやスティンガーを作成することもできます。
パワフルなデジタルビデオエフェクト(DVE)プロセッサーは、ライブビデオの配置、サイズ変更、スケーリングをリアルタイムで実行できます。カスタマイズ可能な3Dボーダーおよび、ライティングを使ったドロップシャドウを使用して、プロ仕様のピクチャー・イン・ピクチャーエフェクトを作成できます。スポーツ、トレーニングビデオ、インタビュー、あるいはテレビゲーム大会などのイベントで、ピクチャー・イン・ピクチャーエフェクトを使ってコメンテーターをスーパーインポーズできると想像してみてください。また17種類のパワフルなDVEトランジションで、ソースをスクイーズやスウッシュしたり、独自のグラフィックを使ってグラフィックワイプトランジションを作成できます。
ATEM Television Studioは、内蔵トークバックを搭載しています。使用頻度の少ないSDIチャンネル15と16を利用して、トークバックをカメラへのプログラムリターンフィードにエンベッドします。フロントパネルにヘッドセット用の接続があるので、SDIトークバックに対応したカメラと通信できます。カメラからのトークバックは、カメラからスイッチャーへのSDIビデオフィードにエンベッドされます。スイッチャーのトークバックSDI出力をカメラに接続すれば、監督のトークバックオーディオは、タリーおよびカメラコントロールと一緒にカメラに送信されます。4系統のSDI出力は、カメラへのトークバックが可能でミックスマイナスにも対応しています。この機能を使うと、出演者は自分たちの音声以外のすべてのプログラムオーディオを聞くことができ、遅延オーディオのエコーに煩わされることはありません。
20個までのカスタムグラフィックやロゴを保存でき、数秒でオンエアできます!ソフトウェアコントロールパネルのメディア管理ページから、ATEMのメディアプールへファイルをアップロードしておき、必要となった時にファイルを選択して、2系統の内蔵メディアプレーヤーで再生します。メディアプレーヤーはフラッシュメモリーを使用しているので、電源を切ってもグラフィックは保存されます。またPhotoshopプラグインに対応しており、イーサネットネットワーク経由でグラフィックをPhotoshopからATEMのメディアプールに直接アップロードできます。わずか数秒で、カスタムタイトルやグラフィックをオンエアできます!
ATEM Television Studio Pro 4K
ATEM Television Studio HDシリーズは、グリーン/ブルーバックショットのクロマキーイングに対応したアップストリームキーヤーを搭載しています。つまり、グリーンバックを除去して、天気図やグラフィック、驚異的なバーチャルセットなどをカメラの前の出演者の背景として合成できます!アップストリームキーヤーは、クロマ、パターン、シェイプ、リニアキーイングに対応しています。4Kモデルの新しいATEM Advanced Chroma Keyerでは、一層優れたコントロール、イメージサンプリング、フォアグラウンドのカラー、スピル修正が可能なため、よりシームレスなクロマキーイングが実現できます。2系統のダウンストリームキーヤーで、グラフィック、ロゴ、ウォーターマークを映像に追加することも可能です。HyperDeck Studio Miniをアルファチャンネル付きのProRes 4:4:4:4モーショングラフィック・ファイルのソースとして使用すれば、ライブビデオにリアルタイムでキーイングできます!
HDモデルはプロ仕様のマルチレート3G-SDIインターフェースを搭載しており、SD-SDI、HD-SDI、3G-SDIビデオフォーマットをサポートします。Ultra HDモデルは12G-SDIでHD-SDIおよびUltra HDビデオフォーマットに対応しています。つまり、NTSC/PALから720p、1080i、1080p、そしてモデルによっては60fpsまでの2160pフォーマットで、様々なプロ仕様のカメラやデッキと使用可能なのです!仕様のページで、モデルごとの対応フォーマットが確認できます。
プロ仕様のオーディオミキサーで、あらゆる入力と、アナログXLR入力およびトークバックマイク入力からのオーディオをミックスできます。フロントパネルからオーディオがミックスできます。あるいは、Mac/PCでオーディオミキサー・コントロールタブを開くと、レベルメーターのついたマルチトラックのミキシングコントロールをオンスクリーンで使用できます。正確なミックスと入力のバランス調整が簡単に実行できるだけでなく、各チャンネルのオーディオを有効/無効にしたり、オーディオが自動的にビデオソースをフォローするように設定できます。さらにパワフルなオーディオ機能が必要であれば、4Kモデルが最適です。6バンドのパラメトリックEQ、リミッター、エクスパンダー/ノイズゲート、パン、オーディオチャンネルをデュアルモノに分割する機能、アナログ/マイク入力のステレオシミュレーター、アナログ入力のオーディオ遅延などの機能が搭載されています。
ATEM Software Controlでカメラを完全に制御!Blackmagic Studio Cameraは、カメラへのSDIプログラムフィードを介して制御できるため、内蔵のカメラ設定やカラーコレクターをATEM Software Controlパネルからコントロールできます!インターフェースは2種類あり、1つは従来のカメラコントロールスタイルであるCCUレイアウト、もう1つはDaVinci Resolveのプライマリーカラーコレクターと同じカラーコレクター・インターフェースです。後者のインターフェースでは、DaVinci Resolveで培ったカラーコレクションのスキルを活かしたクリエイティブなライブプロダクションを実現できます。
ATEM Television Studioは独立したAux出力を搭載しています。これは、ステージ上の大型スクリーンへの映像の送信に最適です。また、プログラムのマスター作成用にオンエア・グラフィックなどを排除した「クリーンフィード」のレコーダーへの送信にも使用できます。フロントパネルの「AUX」ボタンを使えば、Aux出力に送信するソースを簡単に選択できます。Aux出力はあらゆるビデオ入力、メディアプレーヤー、プレビューバス、テスト信号などを選択できます。またAux出力は、調整中のカメラに自動的に切り替わるため、カメラコントロールを行っている時などの技術モニタリングにも最適です。
ATEM Television Studio HDは、ラック幅の2/3のスペースに収まるので、残りのスペースに別の機材を追加できます。例えば、ATEM Television Studio HDをラックマウントして、隣のスペースにマスターレコーダーとしてHyperDeck Studio Miniを設置しても、単一のラックユニットで収まります。あるいはTeranex Miniコンバーターを設置して追加のソースをSDIーHDMI間で変換することも可能です。Blackmagic SmartView 4Kと併用してマルチビューモニターとして使用したり、Blackmagic Duplicator 4Kを使ってプログラムを25枚のSDカードに同時収録し、イベントの最後に来場者に販売することもできます!
小型のATEM Television Studio HDに、ATEM 1 M/E Advanced Panelをオプションで追加して、専用の外部ハードウェアコントロールパネルとして使用できます。超コンパクトな1 M/Eパネルは、最も要求の高いライブプロダクション環境でも24時間対応可能な最高品質のボタン、ノブ、 コントロールを搭載しており、すべてのスイッチャー機能を正確かつ繊細にコントロールできます。ATEM 1 M/E Advanced Panelと併用すれば、ATEM Television Studio HDをラックマウントしてもハードウェアパネルのスピードとコントロールが使用できます。
ATEM Camera Control Panel
ATEM 1 M/E Advanced Panel
ライブプロダクションでは、最高レベルの信頼性が必要とされます。ATEM Television Studioが、リアルタイム処理と高い信頼性を提供する航空機レベルのオペレーティング・システムを使用している理由はここにあります。極限まで小型化したデザインと信頼性を併せ持つことで、ケーブルやプラグインカードなどで雑然とした複雑なPCベースのスイッチャーと比べて、よりスマートなソリューションを実現しています。ATEM Television Studioは、10台の異なるデバイスが単一のユニットに詰め込まれたようなスイッチャーで、しかも信頼性と可搬性に優れています!