ATEM Television Studioには、ライブイベントを高品質なHDまたはUltra HDテレビ番組として制作するのに必要なプロフェッショナルな機能がすべて搭載されています!カメラ、ゲーム機、ラップトップなど、最大8系統のソースを接続できます。ATEM Television Studioは、パワフルなアップストリームキーヤーを搭載しており、クロマキーイング、プロ仕様の放送トランジション、そしてカスタムロゴやウォーターマーク、ローワーサードを追加できる2系統のダウンストリームキーに対応しています。また、マルチビュー出力を使用して、ソース、プレビュー、最終プログラム出力など、すべての映像を1台のスクリーンで同時に確認できます!
CUT
MIX
WIPE
DIP
DVE
GRAPHIC
カット、ミックス、ディップ、ワイプなど、非常に多くのトランジションが選択可能です。ATEM Television Studio Pro 4Kでは、すべてのトランジションがすぐに利用可能で、種類、パターン、長さなどを完全にコントロールできます。これらの優れたエフェクトの組み合わせに制限はなく、非常に簡単に使用できるため、それぞれのプロダクションに最適なオンエアスタイルを数分で作成できます!
カットトランジションは、あらゆるトランジションの中でも最もシンプルで広く使用されているトランジションです。「CUT」ボタンを押すと、ATEMはすぐに現在のプログラムソースをプレビューソースに切り替えます。カットトランジションは、ソースを直接選択するか、あるいは「CUT」ボタンを押して、プレビューバスを次のソースに切り替えることで実行できます。
ミックス(ディゾルブ)・トランジションは、ライブプロダクションのトランジションの中でも最もエレガントなトランジションです!1つのソースから別のソースへスムーズにブレンドして切り替わることで、プロダクションに感情表現が加わります。タイミングをカスタマイズして、マニュアルでトランジションを実行すれば、パーフェクトなライブミックスが可能です。
ミックストランジションと似ていますが、ディップトランジションは、2つのビデオソースの間に単一色、グラフィック、または他のクリップを使用する段階的なトランジションです。2つのソース間でブラックまたはホワイトを使用するのが最も一般的ですが、ロゴやスポンサーのグラフィックなどの使用も可能です。ディップは、非常にクリエイティブで用途の広いトランジションです!
ATEM Television Studioは、18種類のワイプパターンを内蔵しており、100種類以上のワイプトランジションを作成できます!円形、ひし形、四角形など、様々なシェイプが選択できます。シェイプおよびパターンは、反転、ぼかし、カラーボーダーのカスタマイズが可能です。あるいはライブビデオをボーダーに使用し、驚くようなワイプの作成も可能です!
ATEM Television Studioは、パワフルなデジタルビデオエフェクト・プロセッサー(DVE)を搭載しています。内蔵DVEトランジションで、プッシュ、スピン、スクイーズ、スウッシュなどの効果を使用し、ライブビデオを1つのカメラソースから次のソースへと切り替えます。DVEトランジションはフリップフロップや反転が可能なので、より多くのオプションを使用できます。事前にプログラムされた35以上のエキサイティングなムーブから選択できます。DVEトランジションはライブプロダクションの制作価値を高めてくれることでしょう!
ライブプロダクションで、スポンサーのロゴをトランジションに使用したい場合、グラフィックトランジションが最適なソリューションです。DVEを使用して、フライング・グラフィックやロゴワイプのトランジションを作成できます。Photoshopでプラグインを使用して高解像度ロゴを作成し、ATEMメディアプールに直接ロードします。プリマルチプライキーのPhotoshopグラフィックは、高品質のスムーズなフライング・ロゴに最適です。ロゴがスクリーンを横切るのに合わせて、グラフィックの下でトランジションが実行されます。
アップストリームキーヤーを使用して、驚異的なマルチレイヤー・ライブアクション放送用エフェクトを作成できます!ライブビデオを他のビデオソースやグラフィックに重ねて、優れた品質のイメージをオンエアできます。ルマキー、リニアキー、パターンキーを使用して、あるいはグリーンバックで撮影した映像にAdvanced Chroma Keyを使用して、ビデオとバーチャルセットを瞬時に合成し、驚くようなエフェクトを作成できます!
LUMA
LINEAR
DVE
CHROMA
PATTERN
クリーンフィード
Upstream
Upstream
プログラム出力
ルマキーは、”セルフキー”と呼ばれることもあります。これは、ルマキーがキーのカットとオーバーレイに同一のビデオソースを使用するためです。ルマキーは、ブラックの背景にしたホワイトのエレメントのイメージなど、高コントラストの画像に最適です。このコントラストを利用して、ブラックの背景をカットし、ライブビデオやグラフィックで埋めます。
リニアキーは、2つの異なるソースをフィルおよびキーに使用して1つのビデオを作成して、クリーンで高品質なキーイングを実行できます!フィル信号は背景に埋め込む映像で、キー信号はフィル信号を埋め込むエリアをカット/マスクするグレースケールマスクです。
テレビの天気予報で毎日のように使用されているクロマキーは、ライブ映像をリアルタイム合成できる非常にパワフルなキーイングです。キャスターは、通常グリーンあるいはブルーの背景の前に立ちます。クロマキーヤーは、その背景の色の部分だけを切り抜いて、事前に収録したビデオやグラフィックなど、他の映像と合成します。
パターンキーヤーを使用して高品質のトランジションを作成!18種類の内蔵ワイプパターンを使用すれば、ライブ映像やグラフィックを幾何学シェイプで合成できます。ソフトネス、シンメトリー、サイズ、位置などを完全にコントロールして、独自のピクチャー・イン・ピクチャー・エフェクトを作成し、他のライブソースと同様に簡単にトランジションできます!
ATEM Television Studioには2系統のダウンストリームキーヤーが内蔵されているため、内蔵メディアプレーヤーからロゴ、ウォーターマーク、タイトルなどの高品質なグラフィックを、オンエア中のライブプログラム出力に追加できます!ダウンストリームキーヤーは、キーイングの最後のレイヤーなので、メインプログラム出力のすべてのビデオにオーバーレイします。
BUGS
LOGOS
LOWER THIRDS
Downstream
Downstream
カメラフィード
プログラム出力
ATEM Television Studioは、パワフルなデジタルビデオエフェクト・プロセッサー(DVE)を内蔵しています。使い勝手の良いコントロールで、ライブビデオのスケーリング、回転、再ポジションが可能。高品質の2D DVEで、カスタマイズ可能な3Dボーダー、シャドウ、ライティングに対応したプロ仕様のピクチャー・イン・ピクチャーエフェクトを作成できます。ライブビデオを次のソースに切り替える際、スクイーズ、プッシュ、スウッシュ、スピンなどのエフェクトを使用して、プロダクションにダイナミックなDVEトランジションを追加できます。DVEで、フライング・グラフィックを使ったワイプトランジションも可能です。
マクロと呼ばれるパワフルなショートカットを使用すると、ATEMスイッチャーでの複雑な一連の操作を自動化し、正確なタイミングで実行可能。ATEMソフトウェア/ハードウェアパネルを使用して、キーエフェクト、オーディオミキサー調整、カメラコントロール設定など、複数ビデオソース間での一連のトランジションをマクロに記録できます。マクロはXMLファイルで保存し、標準的なテキストエディターで編集できます。複数のマクロを組み合わせることで、マニュアルでは不可能な、複雑で洗練された一連の操作をライブプロダクションで実行できます。この機能を使用すると、プログラム用に作成した独自のルックのすばやい呼び出し、スイッチャー間でのコピー、繰り返しの使用が可能です!
ATEM Television StudioのSDIトークバック出力は、ミックスマイナスをサポートしています。この機能はレポーターが離れた場所にいる場合などに非常に役立ちます。例えば、出力5のプログラムオーディオから入力5だけを除外できるので、離れた場所にいる出演者は、自分たち自身のオーディオ以外のすべてのプログラムオーディオを聞くことができます。オーディオ遅延に煩わされることはありません。
内蔵されたオーディオミキサーは非常にパワフルで、カメラや外部オーディオを正確なレベル・バランスに調整できます。各チャンネルは有効/無効の切り替えが可能で、AFV(Audio Follow Video)を有効にすることも可能です。ミキサーの調整には、ATEM Software ControlまたはMackie™標準USBフェーダーパネルを使用します。
1台のディスプレイですべてのソースを同時に確認!マルチビューを使用すれば、ソース、グラフィック、プレビュー、プログラム出力を1台のスクリーンで確認できるため、各カメラ用にモニターを用意する必要がありません。マルチビューはHDMIおよびSDIで出力できるため、プロ仕様の放送用SDIモニターだけでなく、低コストの民生用HDTVセットへの接続が可能です!
ATEM Television Studio 4Kは、2160P60までのHDおよびUltra HDフォーマットをサポートしています。プロダクションの種類や地域のテレビ規格に応じて、16:9の720p、1080i、1080p、2160pなど、異なるフォーマットが求められます。必要なビデオフォーマットをサポートするスイッチャーを仕様ページでチェックしてください。コントロールパネルでフォーマットを切り替えると、すべての入力および出力系統が選択したフォーマットに変更されます。
放送品質のRGBAグラフィックファイルをメディアプールに20個まで保管できるため、外部キャラクタージェネレーターは必要ありません!2つのメディアプレーヤーは、スイッチャーに入力ソースとして表示されます。グラフィックをフルフレームのビデオとしてトランジションに使用したり、グラフィックをキーヤーに送信してビデオにオーバーレイできます。PNG、TGA、BMP、GIF、JPEG、TIFFなど、一般的な画像フォーマットをサポートしています。
グラフィックデザイナーは、毎日のようにPhotoshopを使用しています。ATEM Television Studioに内蔵されたPhotoshopプラグインを使用して、放送用のスチルグラフィックを作成し、すぐにメディアプールに追加できます。メディアプールに追加したプロ仕様のロゴ、ローワーサード、得点表、その他のリアルタイム・グラフィックを、数秒後にはオンエアできます!