ユニークな拡張ポートにより、幅広いインターフェースにアクセス可能になりました。同梱のブレイクアウトケーブルを使って、カメラの機能を大幅に拡張できるのです。同ポートは、標準のDB-HD15コネクターをベースにしています。DB-HD15コネクターはどこでも入手でき、はんだ付けが簡単にできるので、独自のケーブルを作成してあらゆる種類のコントロールを実現したり、同梱のケーブルで一般的な種類のインターフェースを使用したりできます。
電源入力
12V DCジャック
リファレンス入力
BNCコネクター
LANCデータ
2.5mmジャック
コンポジットビデオ出力
イエローRCAコネクター
アナログサーボコントロール x 4
Futaba Jコネクター
Futaba S.Busデジタルサーボ
Futaba Jコネクター
拡張ポートには、4系統のPWM(パルス幅変調)入力が搭載されており、模型飛行機のアナログサーボコントロールに使用できます。これらの入力をMicro Cinema Cameraの機能にマッピングすることで、非常に低価格で電力効率の良い方法でカメラをワイヤレスコントロールできます。各PWMアナログ入力で、レンズフォーカス、アイリス、サーボズームなどの機能を駆動する単一チャンネルを操作します。また拡張ポートは5Vおよび0Vピンを搭載しており、ワイヤーをPWM入力にカスタマイズしてスイッチやボタンをコントロールできます。さらに、Arduino、BASIC Stamp、Raspberry Piなどの外部カスタム・コントローラーを使用してより複雑なコントロールを実行することも可能です!
P3 - グラン
P1 - 信号
FutabaのS.Busは、高性能なデジタル無線遠隔コントロールシステムで、フォーカス、アイリス、サーボズーム、その他のカメラ設定を調整するサーボのコントロールに使用できます。S.Busは、PWMよりも近代的な無線コントロールです。単一の接続で最大18チャンネルまでの制御が可能です。つまり、PWMよりも多くのカメラ機能をマッピングしてリモートコントロールできるのです。S.Busレシーバーおよびデコーダーは、模型飛行機やヘリコプターの無線遠隔コントロールに多く使用されており、オンラインの専門ショップの多くで購入可能です。
LANCは、何百社の機材メーカーによりサポートされているコントローラーの世界標準であり、カメラの開始/停止や様々なレンズおよびアクセサリに対応しています。拡張ポートのブレイクアウトケーブルは、業界標準の2.5mm LACN端子を搭載しているので、外部のレンズコントローラーを接続してアクティブ方式MFTレンズをコントロールできます。使用するレンズによっては、アイリス、フォーカス、サーボズームなどの有線遠隔コントロールが可能です。
拡張ポートにはコンポジットビデオ出力が搭載されているので、低価格のワイヤレスのビデオトランスミッターを使って、カメラフィードをリアルタイムで得ることができます。カメラ設定用のオーバーレイにも対応しているので、カメラの設定、リモートフォーカスおよびアイリス調整にも使用できます。撮影中、オーバーレイでバッテリー残量、収録フォーマット、フレームレートをチェックしたり、カメラが回っているかどうかを確認したりできます。
Micro Cinema Cameraを、スタジオのあらゆる機器やステレオスコピック用のリグと同期させることが可能です。拡張ポートには、3値シンクおよびブラックバーストに対応したリファレンス入力が搭載されており、カメラを他のビデオ機器にロックしたり、あるいは3Dステレオスコピックの撮影で2台のカメラを同期することが可能です。リファレンス入力が入力されると、Micro Cinema Cameraはフレームをアラインし、完璧な同期の3Dステレオスコピックショットが得られます!
同梱のブレイクアウトケーブルには12VDC電源入力端子が付いているので、一般的な電源を使用したり、大型の外部バッテリーを使用したりして、長時間の収録に対応することが可能です。外部電源は、リムーバブルバッテリーを同時にトリクル充電できるので、バッテリーを交換している際にも、継続して電力を供給できます。